TKC ソリマチ 会計王 弥生会計 マネーフォワード MoneyForward ミロク情報サービス MJS JDL
税理士事務所を顧問として迎え入れる場合、何を基準として選んだらよいか大変迷うところです。様々な考え方がありますが、ここでは一般的なものをいくつか紹介させていただきます。
(1)大規模事務所か中小事務所か
税理士事務所と言っても大小さまざまな事務所があります。
どちらがいいのかは一概には言えません。御社の状況にあわせて選んでください。
①大規模事務所の長所と短所
・スタッフがたくさんいるので、様々な業務依頼に素早く対応してくれる。
・国際税務、M&A、企業再編税制等、最先端の情報を提供してくれる。
・一般的に、顧問料は高い。
②中小事務所の長所と短所
・こまめに会社に来てくれる場合が多い。
・小さな相談ごとにも、気軽に相談に応じてくれることが多い。
・事務所が多数あるような大規模法人には対応しきれないことがある。
(2)地元の税理士事務所かそれ以外の事務所か
地元の事務所だと会社の情報等が漏れるような気がするという方がいらっしゃい
ます。しかし、税理士という仕事は、お客様のお財布の中身を見せていただくこ
とにより、税務申告等の業務を行っています。つまり、絶対的な守秘義務が前提
となっています。たとえご近所の方であろうとも、安心して仕事の依頼をしても
大丈夫だと思います。むしろ、インターネット等の利用により日本中が近くなっ
たとはいえ、いつでもフェイスtoフェイスでコミュニケーションをとれる範囲内
(車で1時間位まで?)で、選んだほうがよいのではと思います。
(3)相性が合うかどうか
実は、これが一番重要ではないかと思います。
税理士は依頼者の良きパートナーでなければなりません。基本的にはその税理士
を正社員として雇う場合に、はたして採用するかどうかというところで判断する
ことがよいのではないかと思います。